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天然歯に近い噛み心地を実現するインプラント
当院では、歯を失った場合の治療法の一つとしてインプラント治療に対応しています。入れ歯やブリッジとは異なり、人工の歯根を歯ぐきに埋め込むインプラント治療は、天然の歯に近い噛み心地を実現できる治療法です。
インプラントには、次のようなメリットがあります。
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しっかり噛める
天然の歯と同じように噛めるため、これまで同様の食事を楽しめます。
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見た目が美しい
天然の歯と変わらない見た目を実現できます。
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残っている歯にダメージを与えない
ブリッジのように他の歯を削る必要もなく、部分入れ歯のように健康な歯に負担をかけることもないため、残っている健康な歯を守ることができます。
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あごの骨が痩せるのを防げる
入れ歯の場合、噛む力があごに伝わらないため、あごの骨が痩せてしまいます。インプラントの場合は、あごの骨にも力を加えられるため、あごの骨が痩せるのを防げます。
インプラントができる人・できない人
インプラントができる人
- 20歳以上の方
- 治療後に定期的なメインテナンスに通える方
インプラントができない人
- 20歳未満の方
- 高血圧、脳疾患、心疾患、糖尿病などがあり、体調が安定していない方
- 骨粗鬆症の治療中でビスフォスフォネートを服用されている方
- 妊娠中・授乳中の方
- チタンアレルギーのある方
- 治療後にメインテナンスに通えない方
また、喫煙習慣のある方は、治療はできますが成功率は低くなります。
インプラントの成功率を高める取り組み
インプラント治療を成功させるためには、精密な診断と治療を可能にする医療機器の活用が欠かせません。当院では、歯科用CTとマイクロスコープを活用し、安全で精度の高いインプラント治療を行います。
歯科用CTによる正確な診査・診断
インプラント治療を成功させるためには、事前の精密な診査・診断が重要です。当院では患部を立体画像として捉えられる歯科用CTを活用し、あごの骨の厚みや形、血管・神経の位置情報を把握します。さらに、お口の中の模型と照合しながら、適正なインプラントの埋入位置、埋入角度を決定し、身体に負担の少ない治療プランを立てます。
マイクロスコープによる精密な処置
マイクロスコープは、患部を25倍まで拡大できる歯科用顕微鏡です。当院ではマイクロスコープを使って患部をしっかりと確認しながらインプラント手術を行うため、治療プラン通りの正確な位置にインプラントを埋入できます。また、傷口を最小限に抑えられるため、術後の回復も早くなります。
インプラント治療の流れ
当院におけるインプラント治療の流れをご説明します。
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01 検査と治療プランの策定
患者さんのお口の中を肉眼で確認した後、歯科用CTであごの骨の量や形、厚み、血管の位置などを確認します。検査後に、埋入するインプラントの本数や、上に被せる人工の歯などを決定します。
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02 一次手術
インプラントを埋入する箇所の歯ぐきを切開し、インプラントを埋め込みます。
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03 治癒期間
一次手術後、インプラントとあごの骨が結合するまで3~6ヶ月程度の期間をおきます。
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04 二次手術
あごの骨とインプラントが結合したことを確認したらインプラントの先端に、インプラントと人工の歯を結合するアバットメントを装着します。
アバットメント装着後は1~6週間程度の期間をおき、歯ぐきの傷の回復を待ちます。 -
05 人工の歯を装着
歯ぐきの状態が回復したら、ISQ測定装置(オステルビーコン)でインプラント体の安定性を測定します。その後型採りをして製作した人工の歯を取り付けます。
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06 噛み合わせのチェックとメインテナンス
最後に噛み合わせをチェックし、問題がなければ治療は完了です。治療完了後は、定期的なメインテナンスに移行します。
料金表
※表は左右にスクロールして確認することができます
術前診断 (CT解析料) | 33,000円 | |
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インプラント手術 | 264,000円 | |
上部構造 臼歯 | ①オールセラミッククラウン | 143,000円 |
②アバットメント | 55,000円 | |
前歯 | ①オールセラミッククラウン | 176,000円 |
②アバットメント | 55,000円 |
インプラントオプション費用 | |
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手術用ガイド | 0円~55,000円 |
骨造成(GBR、サイナスリフト) | 55,000円~220,000円 |
軟組織移植 | 55,000円~165,000円 |
静脈内鎮静法 | 77,000円 |
※料金は全て税込です
インプラントを長持ちさせるために
インプラントは人工の歯根をあごの骨に結合させるため、天然の歯よりも周辺組織への負担が大きくなり、感染症のリスクが高まります。インプラント治療後は、感染症を防ぐためにも、良い状態を長く維持するためにも定期的なメインテナンスを受けることが大切です。
インプラント周囲炎に気を付けましょう
インプラント周囲炎とは、不衛生な状態が続いた場合にインプラント周辺組織に細菌が繁殖し、歯周病と同じような状態になる病気です。歯周病に比べて自覚症状が少ないため、気が付かないうちにインプラント歯周炎を発症していることも多く、一度感染すると急速に症状が進行します。インプラント歯周炎を放置すると、埋入したインプラントが抜け落ちてしまう可能性もあるため、定期的にメインテナンスを受け、お口の中を衛生的に保つことが大切です。